今まで乗っていたビーチクルーザー(シュウイン)がだいぶお疲れ様になってきたことから、ちょっとオーバーホールしようと考えた結果、「ビーチクルーザー⇒ロードクルーザー化」を実施することにしました。まず、クロスバイクで使っていたホイールを流用。700Cホイール化。それに伴ってブレーキ位置の変更。ハンドルをMTB用に変更、その他色々。まずは完成車です。このビーチクルーザーは、元々アルミフレームで、RDハンガーも付いており更に、前後Vブレーキ、フロントハブのエンド幅:100mm、リアハブのエンド幅135mm・・・。これって、、、。色々パーツが使えそう。。。今回は、700Cハブのエンド幅が、130mmなので、スペーサーが必要になります。次の写真の赤枠の所がスペーサーですね。両サイドにそれぞれ入れます。最初、このスペーサーを入れないで無理やり締め付けたら一番重いギアへの変速ができなくなりました。原因は、スイングアームより内側でストップするディレイラーの構造となっていて、スペーサーが無い分内側にすぼめられたスイングアームが干渉していたというものでした。早速、適当なスペーサー(2個たして5mmくらいになるもの)を工具箱からあさり、左右に入れたところ、変速がバッチしになりました。今回移植したスプロケットはSHIMANOのHG40(11-32T)で11なんかはまず使うことはないんですがせっかく有るギアーが使えないってのも・・・、ってことで。。。フロントは、そのまますんなりと装着。
次に26インチから、700Cに変わったことでブレーキ位置がガツンとズレるのでその対策です。今回改造マシンは、ブレーキがVブレーキなので、BMXとほぼ互換です。なので、BMX用に出ている、「グランジ」というメーカーの、26インチ⇒700C化用のブレーキステーを使います。最初、店に買いに行ったら1セットしか無い・・・。ここは、優先順位をつけて、フロント用に1つ購入してきました。リアは手作りステーでしばらくしのぎます。700Cトランスファーを装着したらこんな感じになります。赤丸で囲んだところは、元々のブレーキステー部のみでの固定だけでは心配だったのでここでも固定しちゃいましたってなものです。でも、ちょうどキャリパーブレーキ穴にぴったりなところに同じ系の穴があるということは、「こうしなさい!」って言われてるように思えたし、なんたって、かなりベースの強度がUPするので、採用~。次にリアのブレーキです。こちらはもう一つの700Cトランスファーを入手するまでのつなぎですが、それなりに効いてくれないと困るので色々考えた結果、現状のステー位置でブレーキをつける場所を上に引き上げる簡易ステーをつけることにしました。ホームセンターで70円で買ってきたステーを採用し、こんな感じになりました。私のブレーキ比率は、フロント8のリア2くらいなので、まずはこの程度でOKなのですが、所詮70円のステーです・・・。早くフロントと同じものを入れないと・・・。次に、最近フロントのギアがすぐ外れるというアクシデントが相次いでいました。これは、微妙に振れているフロントスプロケットが原因なんですが、アメリカンBBを解体して取り外す工具を持っていなかったことから交換は断念。まだBB自体は平気そうなのでそのまま使用することにします。しかしながら、このままではしょっちゅうフロントでチェーンが外れるのでそれは困るということから、色々調べていたところ、すばらしいパーツを発見!!「Paul Chain Keeper」というもので、こんな感じのアルミパーツです。チェーンを両サイドはもちろんのこと、上にも跳ねないように覆う構造となっていることから、完璧にチェーン外れを防止してくれます。実際装着すると、こんな感じ。次は、ハンドルです。ハンドルは、25.4mm(装着箇所の径)のアルミ製中古品を購入し装着。もともと付いていたステムは、こんな感じなので、入れる時には、赤丸のところをバール等でコジって広げてあげないと入りません。ハンドルバーが一文字なら問題なく入るのですが・・・。ビーチクルーザーが710mmくらいのブルホーンだったので、650mmにしました。もうちょっと短くても良かったかも・・・。タイヤが細くなり、車道を走る機会が増えることからバックミラーが必要になります。ハンドル下から出せる安価なのを装着しました。ワイドな範囲で見えるのですが、ちょっと被写体が小さくなってしまうのが難点です。然しながら、私の求めているのは後ろから何が来ているか確認することではなく、後ろから何かが来てるという認識ができればOKなので、これで良しかなと。 ということでまずは完成です。